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定員増加「かなり満足」39.7% 長野マラソンアンケート

 県世論調査協会と長野オリンピック記念長野マラソン大会組織委員会は27日、4月に長野市で2年ぶりに開催した第14回大会の出場者アンケートの結果をまとめた。今大会は定員を8千人から1万人に増やしており、定員に関する満足度の質問に「かなり満足」と答えた人は39・7%だった。2年前の第12回大会より16・5ポイント増えており、参加希望者の多さを反映する結果となった。
 大会全体への感想は「かなり満足」「まあ満足」の合計が95・4%で、第12回大会の96・6%よりわずかに減ったものの、高い評価を維持した。ボランティアやスタッフの対応については、「かなり満足」「ある程度満足」が計97・8%で、第12回大会(同97・0%)と同様に出場者から高い支持を得ていることが分かった。
 一方、給食サービスについては、「かなり満足」が第12回大会より、13・1ポイント減の47・3%。「塩あめより塩を置いてほしい」「一口でおなかに入る物を置いてほしい」などの意見も寄せられた。
 大会組織委員会事務局は「定員が増えたことで運営上、心配な面もあったが、支持を頂けたことはうれしい。定員を維持する次回大会以降の運営に、今回のアンケート結果を生かしていきたい」としている。
 調査は、大会前日の受付で県内外の参加者8646人に調査用紙を配布して実施。4月15日〜5月9日の調査期間中に1502人から回収した。

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