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大相撲長野場所に栄村の500人招待へ 「日頃の苦労忘れて」

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 信濃毎日新聞社、長野放送、JTB中部でつくる実行委員会は10月6日に「大相撲長野場所」を長野市若里のビッグハットで開く。同市内で大相撲巡業が行われるのは2009年4月以来3年半ぶり。実行委は昨年3月の県北部地震で被災した下水内郡栄村の住民500人を招くことにし、12日、実行委員会会長の小坂壮太郎・信濃毎日新聞社社長名の招待状を同村に届けた。
 3社は今春、実行委を結成。栄村はことしを「復興元年」と位置付け、村の再建を進めている。日頃の苦労をしばし忘れ、楽しんでもらえれば、と住民を招待することにした。
 この日、栄村役場を訪れた大橋聖一・信濃毎日新聞社事業局長は「ぜひ多くの方においでいただきたい」とした。招待状を受け取った斎藤家富副村長は「村民は喜ぶと思う。復興に向けた元気が出てくる」と話した。
 長野場所は午前8時から午後3時ごろまで。公開稽古、初っ切り、相撲甚句などに続き、十両、幕内の順に土俵入りと取り組みを行う。座席は6千席余用意する。
 入場券の先行窓口販売は7月22日から、長野市岡田町のNBSホールで。問い合わせは信濃毎日新聞社事業部(電話026・236・3399)か、長野放送販促事業部(電話026・227・3000)へ。
写真説明:大相撲長野場所への招待状を栄村の斎藤家富副村長(右から2人目)に手渡した実行委員会

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