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2012年5月13日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は12日、信毎こども記者クラブの取材教室「たんけん 信濃のわざ 水引編」を飯田市の松尾公民館などで開いた。伝統産業の「水引」の生産に関わっている飯田水引協同組合から講師を招き、水引の歴史や技術に触れた。
教室はことし3回目で、県内の小学2〜6年生14人が参加した。組合理事の大橋迪夫さん(64)は、江戸時代から始まる飯田の水引の歴史などを解説。こども記者から祝儀袋などに水引を使う理由について質問が出ると、「感謝や喜びといった気持ちを水引に込めている」と説明した。
地元の「野々村水引店」の仕事場も訪れ、機械で和紙をねじってひも状にし、のりで固めて水引が完成していく様子を熱心に見学。水引に加工する前の、大きな筒に巻かれた和紙の長さを聞いた同市座光寺小4年の正木太陽君(10)は「長さが1万5千メートルもあると知って、びっくりした」。締めくくりに公民館で水引細工の実演を見て、全員で「あわじ結び」など代表的な結び方を体験した。
【写真説明】水引の仕事場を間近に見学し、取材する信毎こども記者クラブの小学生たち