２０１３年春卒業予定の大学生や短大生らを対象にした合同就職説明会「長野県の企業ガイダンス」（信濃毎日新聞社主催）が２３日、長野市のホテルで開かれた＝写真。学生３８４人が来場し、企業の採用担当者から説明を聞いた。
　企業側は、県内に事業所がある製造業や流通業、システム開発業など４３社が参加。学生たちは企業の担当者が着席したテーブルを回り、事業内容などの説明を聞いて熱心にメモしていた。
　今シーズンの就職活動は、経団連の指針に基づいて会社説明会などが前シーズンより約２カ月遅い昨年１２月に始まり、「短期決戦」とされる。製造業への就職を希望する千曲市の男子大学生（２１）は「焦りはあるが、自分に合った会社を探せるよう頑張りたい」と話していた。