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ダル投手の移籍もコントに 長野で信州ウソくらぶ総会

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 信濃毎日新聞建設標「やまびこ」欄の投稿者らでつくる「信州ウソくらぶ」(山口芳邦会長)は22日、長野市内で恒例の新年総会を開いた。県内外の会員約90人のうち22人が参加し、世相や社会を短文で風刺する「コント」を披露し合った。
 事前に出された宿題は「事」で、会場で発表された席題は「山」。参加者は30分の制限時間内に席題にちなんだ短文をひねり出した。宿題と席題の作品を壁に張り出し、それぞれ良いと思う作品に投票した。
 東京電力福島第1原発事故や東日本大震災をめぐる政府や東電の対応、イタリアの豪華客船座礁などを題材にした作品が並び、参加者は「今回は難しいな」など悩みながら投票した。
 総合優勝した「ピレンチョ」こと自営業の田中資啓(もとあき)さん(63)=長野市松代町=は「今日は最高の気分。自分の視点で政治や社会を批判できるのが魅力」と喜んでいた。

 ▽宿題「事」一席
大仕事
入団のサインと離婚の捺(なつ)印
        ―ダルビッシュ有
        (岡谷市・蛇口)
     ◇
 ▽席題「山」一席
難問
ガレキの山―被災地
公約の山 ―民主党
     (長野市・ピレンチョ)

【写真説明】それぞれの作品の投票を見守る参加者

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