２０１３年春に卒業予定で、主に理工系を専攻する大学院生や大学生らを対象にした「東海地区の企業合同就職説明会ｉｎ長野」（信濃毎日新聞社主催）は２２日、長野市の信大工学部で開いた。学生６８人が参加し、各企業の担当者から商品やサービスの特長、採用予定などを聞いた＝写真。
　愛知、静岡両県の自動車部品メーカーや情報通信会社など１４社がブースを開設。学生たちは新興国への工場進出予定などについて熱心に質問していた。信大大学院工学系研究科の板垣大輔さん（２３）は「ものづくりで社会に貢献したい。エントリー前に企業ごとの違いを知っておきたい」。ある社の採用担当者は「企業として多角的な人材を採用するためエントリーシート以外に面接を重視したい」と話していた。