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米国派遣の中高生記者を募集 県新聞販売従業員共済厚生会

 信濃毎日新聞などの販売店でつくる社団法人長野県新聞販売従業員共済厚生会は、2012年夏に米国で取材活動を体験する中高生を募集する。米国議会や報道機関のワシントン支局などを訪れるプログラムで、取材体験を通じて視野を広げ、多様な分野で活躍できる人材を育てることを目指している。
 同厚生会は、特別支援学校の生徒に傷害保険を贈るなどの地域貢献事業を行ってきた。12年度に一般社団法人化するのに伴い、新たな事業として県内在住の中学生・高校生の海外派遣を始める。旅費、旅行保険の費用は同厚生会が基本的に負担。信濃毎日新聞社、信濃毎日新聞販売店会が共催、県教委、共同通信社が後援する。
 第1回が米国で、中高生各10人を12年7月30日〜8月5日に派遣する。首都ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨークを訪れ、国会議事堂、スミソニアン博物館などで取材する。通訳が同行するが、積極的に英語でコミュニケーションしようとする意欲があり、国際交流や国際化についてテーマを持って参加できる人が対象。記事は信濃毎日新聞に掲載する。
 希望者は、「米国でこんな取材をしたい」といった志望動機を400字詰め原稿用紙2枚以内にまとめ、顔写真を添付し、表紙1枚にタイトル、氏名、学校名、学年、性別、生年月日、自宅住所、電話番号、保護者自筆の氏名―を明記。〒380―8546 長野市南県町657 信濃毎日新聞社内 社団法人長野県新聞販売従業員共済厚生会「学生記者海外特派員」係へ。12年3月31日の消印有効。書類審査、面接の上、5月20日に信濃毎日新聞で派遣する中高生を発表する。
 詳しくは1月4日以降に学生記者派遣事務局(電話026・236・3263、平日9時―17時)へ。

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