第５回中学生新聞スクラップ作品コンクール（信濃毎日新聞社と信毎販売店会主催）の優秀作品１０点と奨励賞２０点、特別賞４点の展示が１７日、長野市の信濃毎日新聞本社１階ロビーで始まった＝写真。
　東日本大震災や福島第１原発事故の記事を集めた作品が多く、優秀賞の長野市東部中学校３年生の荒井陽花さんと山口瞳さんの「日本がゆれた〜長野にも迫る恐怖」は、東北地方の被害のほか県北部地震など県内の地震も扱った。同賞の千曲市戸倉上山田中学校３年生中村沙羅さんの「長野県の学校の今」は不登校の状況や県短大の４年制化問題など幅広くまとめた。
　本社の展示は２９日まで。本年度は県内１１カ所を巡回する。入場無料。