<前の記事 | トップ | 次の記事>

浜このみさん地産地消のレシピ本 77市町村の食材使用

11101207.jpg

 県内77市町村の食材を使ったレシピ集「地産地消でおいしいレシピ」(信濃毎日新聞社、1575円)を、クッキングコーディネーターの浜このみさん(長野市)が出版した。伝統野菜や地域の食文化も取り入れ、県内を旅するような楽しみ方もできる1冊。浜さんは16日に飯田市で開く「Wa(輪・話・和)の会」に参加し、身近な食材を生かしたオリジナルレシピも紹介する。
 レシピ集は、各市町村で1〜3種の食材を使い、合計333の料理を紹介している。「週刊まつもと」に連載したものに新しいレシピも加えた。お茶を栽培している下伊那郡阿南町は、茶殻を使ったふりかけや抹茶のデザート、茅野市は特産の角寒天を使ったハンバーグなど、一工夫した料理を紹介。各地の食文化を伝えて楽しむことも「地産地消」と考え、松本市では七夕料理、飯田市では和菓子、伊那市はローメンから発想した「変わりめん」のレシピを取り上げた。
 浜さんが参加する「Waの会」は、信濃毎日新聞社主催で16日午後1時半から、「話そう! 買い物環境と食べること」をテーマに、飯田市川路の天竜川総合学習館「かわらんべ」で開く。茨城キリスト教大学の岩間信之准教授が買い物弱者支援について講演。続いて松本大学の白戸洋教授、浜さんがコーディネーターとなり、買い物支援や食事の工夫についてグループ討論をする。参加無料、参加希望の方は直接会場へ。問い合わせは信濃毎日新聞地域活動部電話026・236・3110、メールe−chiiki@shinmai.co.jp
【写真説明】77市町村の食材を使ったレシピ集を出版したクッキングコーディネーターの浜このみさん

<前の記事 | トップ | 次の記事>

インフォ内検索

発信元


記事アーカイブ

信濃毎日新聞社