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新聞は「情報の宝庫」 池上彰さんが安曇野で講演

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 信濃毎日新聞社と信濃毎日新聞販売店会は24日、松本市出身のジャーナリスト池上彰さんの講演会を安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツ大ホールで開いた。670人が参加。池上さんは「新聞で、わかった!」と題し、新聞から世の中の出来事を読み解く方法などを話した。
 池上さんは信濃毎日新聞の紙面を使い、中馬清福主筆の「考」は「読み解くと読解力が身に付く。中馬さんの主張を基に自分の考えを持つのも大切」と説明。「斜面」を書き写せば文章力の向上に役立つとも。「新聞は情報の宝庫」だが、「おもしろいと思った記事だけを読めば良い。全てを読まなくてはいけないと思うと挫折する」。
 大切と感じた記事をスクラップし「将来進路などに悩んだ時に読み返すと、自分の興味や関心を客観的に見つめることができる」と勧めた。会場の質問に答え、多面的な見方を育てるため「記事をうのみにしないで、ちょっと疑うことも大事」とした。
 25日は長野市内で講演する。聴講受付は終了している。
【写真説明】新聞を分かりやすく読み解く術を語る池上さん

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