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都内で「フォト×俳句」講座 作り方のこつなど指導

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 北佐久郡軽井沢町で10月に開く「信濃紀行 第2回全国フォト×(かける)俳句選手権」(信濃毎日新聞社主催)の事前企画「はじめてのフォト×俳句入門講座」が6日、東京のニコンカレッジ田町校で開かれた。選手権の特別協賛、ニコンイメージングジャパンの主催。本紙木曜のフォト×俳句欄選者で選手権審査員の写真家中谷吉隆さん(74)=東京=と俳人坊城俊樹さん(53)=同=が、写真と俳句のコラボレーション(合作)の楽しさや作り方のこつを、笑いを交えて話した。
 関東地方の写真愛好者を中心に14人が参加した。講師の2人は「写真と俳句を『付かず離れず』で組み合わせることで表現が広がる」と説明。写真と俳句の内容がほとんど同じ「付き過ぎ」の悪い例や、そこから俳句を入れ替えた作品などを見せながら、ポイントを解説した。
 初心者には難しい俳句の作り方も指導。坊城さんは「私も指を折りながら作っています」と参加者を安心させた。
 都内から参加した主婦の室田恵理子さんは「写真と俳句が一緒になると深みが出る。毎日の生活の中でいろいろ見て感じたい」と話していた。
 10日は「フォト×俳句ワークショップ」をニコンカレッジ新宿校で開く。参加費2千円。問い合わせはニコンカレッジ(電話03・3769・7960)。選手権(10月1、2日)の問い合わせは信毎事業部内の事務局(電話026・236・3399)へ。
【写真説明】作品を見せながら、フォト×俳句の魅力を語る中谷吉隆さん(右)と坊城俊樹さん

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