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2011年6月 4日〔信毎文化事業財団〕
信濃毎日新聞社と信毎文化事業財団は3日、「信毎賞」表彰委員会を長野本社で開き、第18回信毎賞を3氏に贈ることを決めました。
信濃毎日新聞創刊記念日に当たる7月5日、長野市のホテル国際21で贈呈式を行い、正賞のブロンズ像「耀{かがや}く」と副賞(100万円)を贈ります。
信毎賞は創刊120周年を機に1994年に創設。文化、社会、教育、産業、スポーツなどの分野で著しい功績を挙げた県関係の個人、団体に贈ります。
第18回の受賞者は次の通りです。(敬称略、順不同)
倉島 照代(84)
1950(昭和25)年に長野市内で県内初のクラシックバレエ教室を開いて以来、約3000人の生徒を指導。バレエの普及やバレリーナの育成に尽力してきた。長野市上松在住。
中村 信弥{なかむらのぶや}(78)
和算研究家。教員在職中から県内の寺社に残る「算額」などの資料を収集、現代数学を用いた和算問題の検証に取り組んできた。著書などで和算の紹介に努めている。小諸市甲在住。
今井 彰(75)
1999年、自宅の土蔵を改修し、「蝶{ちょう}の民俗館」を開館した。チョウの標本のほか、独自の視点で考察したチョウと人間の関わりについて紹介している。須坂市本上町在住。