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天龍、春ほころぶ熱走 梅花駅伝に800人

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 第43回天龍梅花駅伝(下伊那郡天龍村主催、信濃毎日新聞社など後援)が20日、天龍村を中心とする天竜川沿いの6区間、40キロのコースで行われた。村特産の竜峡小梅のつぼみがほころぶ中、招待参加の早稲田大(東京)と佐久長聖高校(佐久市)を含む県内外137チームの計800人余が出場。4部門のうち、総合では全諏訪Aが2005年以来、2回目の優勝。2位には飯田下伊那Aが入った。
 他の部門は地元一般と中学一般、同女子。村中心部の天龍中学校前を発着点に、南は同村十久保のJR飯田線伊那小沢駅近く、北は同郡阿南町の南宮大橋付近までのコースでたすきをつないだ。
 総合で3位の早大の4年生、畠山真弘さん(22)=埼玉県草加市=は村中心部でたすきを受ける2区を担当。「多くの人が応援してくれて気持ち良く走れた」。同6位の佐久長聖高のアンカーで2年生の上田瑠偉君(17)は「起伏が激しいコースだったが、沿道の応援もあり楽しく走れた」と話していた。
 飯田線平岡駅前などには多くの住民が繰り出した。天龍中の前では、信濃毎日新聞社のマスコットキャラクター「なーのちゃん」の着ぐるみも住民に交じって応援した。
【写真説明】住民らの声援を受けてスタートした天龍梅花駅伝の選手たち=天龍村の天龍中学校近く

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