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「諏訪の湖」今の姿を撮影 こども記者写真教室

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 信濃毎日新聞社主催の「信毎こども記者写真教室」は30日、諏訪郡下諏訪町の諏訪湖畔で開いた。年間テーマを「たんけん 信濃の国」とし、県歌「信濃の国」の歌詞をたどる信毎こども記者クラブの今年最初の活動。「諏訪の湖(うみ)には魚(うお)多し」と歌われた諏訪湖をテーマに、県内各地の小学1〜6年生18人が写真の撮り方や記事の書き方を学んだ。
 子どもたちは、諏訪湖に面した町立諏訪湖博物館・赤彦記念館に集合。信毎の写真記者、増田今雄編集委員の指導で写真の撮影方法を学んだ後、宮坂徹館長の案内で館内を見学した。近くの県水産試験場諏訪支場に移動し、ワカサギやフナがすむ諏訪湖の生態系も学習。湖畔では氷が張った湖を写真に収めた。
 新聞は信毎の多目的広報車「なーのちゃん号」で印刷し、一人一人がA3判両面の「みんなの諏訪湖新聞」を作った。伊那市伊那小4年の溝口開人君(10)は、諏訪湖のワカサギが約100年前に霞ケ浦(茨城県)から運び込まれたと聞いてびっくり。「みんなに知ってほしい」と記事に書き込んでいた。
【写真説明】諏訪湖に注ぐ水路で網にかかった外来魚などを観察するこども記者

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