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宮本亜門さん演出「金閣寺」 松本で2月19・20日上演

 宮本亜門さんが演出する「金閣寺」を2月19、20の両日、松本市深志のまつもと市民芸術館で上演します。同芸術館と信濃毎日新聞社の主催です。
 1950(昭和25)年7月2日未明、若い僧侶が京都市の金閣寺に放火し、全焼しました。三島由紀夫の小説「金閣寺」は、この事件を題材にしています。今回は、宮本さんがこの小説を舞台化しました。
 主演は、人気アイドルグループV6の森田剛さん。高岡蒼甫さんや大東俊介さんといった注目の若手俳優も出演します。
 溝口は、発音障害のために自分自身をうまく表現できず、幼いころから疎外感を抱えていました。溝口にとって金閣寺は、「この世で最も美しいもの」でした。しかし、溝口は、あこがれを抱き絶対的な存在だった金閣寺に火を放ちました。なぜ、そこまで追い詰められたのか。溝口の葛藤や絶望を描きます。
 開演は、19日が午後1時半と午後6時半、20日が午後1時半。入場料は、全席指定でS席8500円、A席7000円です。未就学児は入場できません。
 問い合わせは、同芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200)へ。

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