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松本に拠点、演劇集団が公演 12月11−16日「罪と罰」

 まつもと市民芸術館(松本市深志)を拠点に活動する若手俳優でつくる演劇集団「レジデントカンパニー」の公演「罪と罰」は12月11日から16日まで、同芸術館で開きます。芸術館の指定管理者である松本市教育文化振興財団と信濃毎日新聞社の主催です。
 レジデントカンパニーは2007年夏、「罪と罰」を試験的に公演しました。その後、ワークショップを重ねて公開する決定版です。同館芸術監督で同集団を率いる串田和美さんらの演出助手をしてきた田中麻衣子さんが、前回に続き演出を担当。占部房子さん、内田亜希子さんらの客演を交え、ドストエフスキーの原作を現代の東京にも似た幻想的な架空都市での物語にして公演します。
 開演は、12日と16日が午後2時、14日と15日が午後7時から。11日は貸し切りです。入場料は全席指定で3500円、高校生以下は学生証を示せば2500円です。未就学児は入場できません。
 また、11月24日午後7時から、日大芸術学部文芸学科の清水正教授が同芸術館で、「ドストエフスキーなんてこわくない 清水正の世界でいちばん楽しい『罪と罰』の話」と題して講演します。ドストエフスキーの研究者である清水さんが、映画や漫画なども切り口に、「罪と罰」の世界を語ります。入場無料。
 問い合わせは、同芸術館チケットセンター(電話0263・33・2200)へ。

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