ロンドン交響楽団の演奏会は１１月２５日、松本市水汲の県松本文化会館で開きます。信濃毎日新聞社などの主催です。
　同楽団は、１９０４年に創設された世界有数のオーケストラです。今回は、ベルディ作曲のオペラ「運命の力」の序曲、ムソルグスキー作曲でラベル編曲の「展覧会の絵」、さらに、バイオリニストの諏訪内晶子さんが加わって、シベリウス作曲のバイオリン協奏曲二短調を演奏します。
　今回の演奏会で指揮するのは、２００７年から同楽団首席指揮者を務めるワレリー・ゲルギエフさんです。１９５３年にモスクワで生まれ、２４歳でカラヤン指揮者コンクールに入賞、８８年にロシアのサンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場の芸術監督に就任しました。今年２月にはバンクーバー冬季五輪閉会式に登場しました。
　諏訪内さんは、９０年に最年少でチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、国内外で演奏活動を続けています。
　開演は午後７時。入場料は、全席指定でＳ席１万９０００円、Ａ席１万６０００円、Ｂ席１万４０００円、Ｃ席１万２０００円、Ｄ席９０００円です。未就学児は入場できません。問い合わせは、オフィス・マユ（電話０２６・２２６・１００１）へ。