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難コースに101人挑む 飯田・風越登山マラソン

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 飯田市のシンボル風越山(1535・1メートル)で健脚を競う第56回風越登山マラソン大会(飯田市、信濃毎日新聞社など主催)が11日、同市今宮球場を発着点に開かれた。今回からインターネットでの受け付けを始め、全体では昨年より約60人多い528人が参加。中でも、標高差約950メートルを駆け上るメーンの白山社コース(12・4キロ)は過去最多の101人に上った。
 同コースは、同市育良町の会社員秋田雅彦さん(33)の11連覇に期待がかかったが、優勝したのは群馬県嬬恋村の小学校教諭松本大(だい)さん(26)。ネットで大会を知り、9月に下見をして初参加。「伝統あるレースで優勝できて光栄。来年は大会記録を目指したい」と話した。
 登山マラソンは同コースのほか、8・7キロ、4・9キロの計3コース。ふもとのかざこし子どもの森公園を走る「みんなで走ろう」(3・8キロ)、登山道を歩く「ウオーキング」(6キロ)もあった。
 閉会式で飯伊陸上競技協会長の北沢豊治さん(70)は「厳しいコースへの参加が増え、近年にない充実した大会になった」とあいさつした。
【写真説明】風越山の登山道を駆け下りる選手たち

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