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2010年9月29日〔事業局〕
キエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場オペラ)によるベルディの歌劇「アイーダ」を、10月24日に松本市深志のまつもと市民芸術館で上演します。
信濃毎日新聞社や同芸術館などの主催。ウクライナ国立歌劇場は、ボリショイ、キーロフと並ぶ、旧ソ連の三大オペラ劇場として、140年の歴史があります。
「アイーダ」の舞台は古代エジプト。アイーダはエチオピアの王女でありながら、素性を知られることなく奴隷として、エジプトの王女アムネリスに仕えています。アイーダとエジプトの武将ラダメスはひかれ合っています。アムネリスもラダメスに恋をしているのですが思いは伝わらず、アイーダへの嫉妬(しっと)を募らせていきます。
エジプトとエチオピアの戦いを背景に、英雄をめぐる、2人の対照的な女性の闘いと悲劇を描いています。2人が心情をぶつけ合うアリア、ラダメスがエチオピアに勝利し、故郷で迎えられるときに演奏される「凱旋(がいせん)行進曲」など、繊細さと壮大さを併せ持つ舞台が展開されます。
開演は午後4時。入場料は、全席指定でS席1万5000円、A席1万2000円、B席9000円、C席6000円です。未就学児は入場できません。事前予約すれば、有料の託児があります。
問い合わせは、オフィス・マユ(電話026・226・1001)へ。