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2010年9月24日〔編集局〕
信濃毎日新聞社と信毎歌壇愛好会は23日、松本市中央公民館で、信毎歌壇選者の歌人米川千嘉子さんと、歌人の島田修三さんの対談会を開いた。信毎松本本社創設60周年と信毎歌壇愛好会創立25周年を記念して企画し、約120人が参加。「短歌の世界を楽しむ〜万葉の時代から現代まで〜」をテーマに、米川さんと島田さんが万葉集や信毎歌壇から選んだ歌を合評したり、最近の歌への思いを話したりした。
島田さんの専門である万葉集からは、3首ずつ選んで合評。歌の解釈を通して現代と昔の文化の違いなどを話した。米川さんが「万葉集を勉強したいと思ったとき、どうやって読んだらいいか」と問い掛けると、島田さんは「季節の歌がいい。異文化ならではの季節のとらえ方に刺激される」と答えた。
最近の信毎歌壇への投稿歌の合評では、米川さんが「傾向として、関西などと違ってまじめな歌が多い。もうちょっと大胆になっても大丈夫」と助言した。
【写真説明】対談する米川さん(左)と島田さん