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2010年9月11日〔メディア局〕
信濃毎日新聞で昨年7月〜今年4月に39回にわたり連載した大型写真企画「御岳山」をまとめた「御岳山霊なる山の素顔」が出版された。国内有数の霊峰御岳山(3067メートル)と、山の恵みを生かして暮らす木曽の人々に密着。神秘の山の素顔を伝えている。
全国から集まる御岳講の信者、信者の荷物を運ぶ強力(ごうりき)らの姿を紹介。記者とカメラマンが信者らと一緒に繰り返し登り、御岳信仰独特の神がかりの儀式「御座(おざ)」、落差約40メートルの「百間滝」での滝行などを追った。
度重なる噴火や1984(昭和59)年の県西部地震が刻んだ痕跡、山頂に点在する火口湖、土石流が王滝川をせき止めてできた「自然湖」の立ち枯れの木々など、空撮も含む迫力ある写真が並ぶ。
胃腸薬「百草」、すんき漬けなど山の恵みと、「御岳山に育てられたようなもの」と語る住民たちを、郷愁あふれる里の風景とともに描写。鳥獣被害や山小屋のし尿処理などの課題も取り上げた。
本には、登場する施設の連絡先などを新たに加えた。A5判、152ページ。1400円(税別)。県内の書店や信毎販売店で扱っている。問い合わせは本社出版部(電話026・236・3377)へ。
【写真説明】信濃毎日新聞社が出版した「御岳山 霊なる山の素顔」