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2010年7月20日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は19日、第7回信毎こどもスクール「体験で学ぼう!くるまの歴史とメカニズム」を飯田市の飯伊地域地場産業振興センターで開いた。国立科学博物館(東京都)の理工学研究部科学技術史グループ長・鈴木一義さん(53)が、日本の自動車の歴史などについて講演。車の仕組みについて学んだりソーラーカーに触れたりする体験教室もあった。
会場には飯田市を中心に中南信地方から児童と保護者ら計約100人が集まった。
講演で、日本では庶民にも買える車を作る狙いで、自転車にエンジンや補助車輪、屋根などを付けた乗り物が100年ほど前に開発され、戦前まで作られていたと説明。欧米では大型の乗用車が主流だった中で日本の会社は小型車を作り上げたことや、1970年代には排ガス中の有害物質が少ないエンジンを世界に先駆けて開発するなどした歩みを紹介した。
体験教室は、鈴木さんに加え、自動車部品も作っている多摩川精機(飯田市)の社員、飯田工業高校(同市)原動機部員がそれぞれ講師を務める3班に分かれた。飯田工高の生徒はソーラーカーの仕組みを説明。同校原動機部が作った電気自動車に試乗した松本市の小学4年、池田優孝(まさたか)君(9)は「思ったよりスピードが出ていたけれど、ぐらついたりしなかった」と話していた。
【写真説明】信毎こどもスクールで車について講演する国立科学博物館の鈴木一義さん(ステージ上)