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親子で劇場へ 松本で8月「タクトフェスティバル」

 「子どもと一緒に劇場へ行こう」。夏休みの8月8、10、12日、松本市深志のまつもと市民芸術館で、「タクトフェスティバル(国際児童青少年芸術フェスティバル)」を開催します。世界各国で子どもや親子向けに上演され、高い評価を受けた作品が上演されます。
 8日午後3時からはドイツの劇団が「名無しのエリーゼ」を公演します。屋根裏で見つけたおばあちゃんの日記には、家もパスポートも持たない若き日のおばあちゃんの姿がありました。過去から現在へとつながる心温まるお話。日本語字幕付きです。
 デンマークの劇団は10日午後7時から「ロビンソン&クルーソー」を公演。天災に遭った2人の男は、海に浮かぶ屋根の上で出会います。1人はヨーロッパの言葉をいくつも話し、もう1人は聞いたこともない言語を話します。生き延びるため共通の言葉を見つけようと必死な2人は、次第に打ち解けていきます。
 フランスのカンパニーによる「エコア」は12日午後7時からの公演です。2人のパーカッション奏者と2人のダンサーのステージです。
 入場料は1公演高校生以上1500円、4歳以上中学生まで1000円です。3公演セット券は、それぞれ3000円、2000円です。3歳以下は入場できませんが、8月2日まで、託児(有料)の予約を受け付けます。
 8日午後4時と10日午後6時には緑の屋上トップガーデンで「ひつじ」の無料公演があります。カナダの劇団が、ひつじの特性を観察し尽くした不思議な世界を作り出します。8日には6歳以上を対象に「ひつじになるという美学」と題したワークショップもあります。参加料500円で、事前の申し込みが必要です。問い合わせは、まつもと市民芸術館(電話0263・33・3800)へ。

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