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感謝のつどいに400人 信濃毎日新聞松本本社60周年

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 信濃毎日新聞社は25日、松本本社(松本市宮田)の創設60周年を記念する「感謝のつどい」を松本市内のホテルで開いた。中南信地方の市町村や企業、文化・スポーツ団体の代表ら約400人が出席。小坂健介社長、小坂壮太郎松本本社代表らと懇談した。
 信濃毎日新聞社は、1882(明治15)年に開設した「松本支局」を1950(昭和25)年、松本本社に昇格させ、中南信の読者に届ける紙面の印刷を始めた。あいさつした小坂社長は、地域や読者の支えがあって発行部数が全県48万7千部、中南信20万部以上に育ったことを感謝し、「今後も激動する世界情勢から身近なニュースまで、的確に詳しく、より早く皆さまにお届けすることで言論機関の責務を果たしたい」と誓った。
 来賓の菅谷昭・松本市長は「地方紙には地域の課題を掘り起こし、発信する役目がある。読者からの信頼が厚い信濃毎日新聞はその役目を十分果たしてきた」、小口利幸・塩尻市長は塩尻製作センターの役割に触れつつ、「塩尻の出来事をタイムリーに読める。タイムリーな情報こそが地域を元気にし、人を育て、未来を築く」とあいさつ。井上保・松本商工会議所会頭の音頭で乾杯した。
 信濃毎日新聞社はここ数年、中南信の拠点整備に力を入れており、安曇野支局、飯田支社を移転・新築。中南信向けの紙面を印刷している塩尻製作センターを増強した。塩尻支局の移転・新築も進めている。松本本社の移転・新築についても小坂社長はこの日、「移転先の用地や規模を検討している」と述べた。
【写真説明】「信濃毎日新聞松本本社創設60周年感謝のつどい」で乾杯する出席者=25日午後、松本市内のホテル

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