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2010年6月 9日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は20日、第11回地域討論会「Wa(輪・話・和)の会」を木曽郡木曽町の木曽郡民会館で開きます。「生かして守る 郷土食」をテーマに、木曽の特色ある食をどのように観光振興につなげていくのか、地域や家庭でどう守っていくのかについて話します。参加者を募集します。
午後1時からシンポジウム。スローフード木曽副会長の松井淳一さん、みたけグルメ工房組合長の西尾礼子さん、まちづくり木曽福島事務局長の木村みかさん、松本大学教授の広田直子さんが話します。
午後2時45分から3つの分科会で参加者同士が話し合います。定員はそれぞれ30人。各分科会のテーマとアドバイザーは次の通りです。
(1)「郷土食はおいしい」広田さん 郷土食を家庭でどう受け継いでいくか? 学校や家庭で食育はどうする?
(2)「木曽の食を売り出そう」料理研究家の横山タカ子さん(長野市) 地域の食材を利用したレシピや伝統的な食をもっと売り込んでいくにはどうしたらいい? キャッチフレーズを考えてみよう!
(3)「スローフードってどんなもの」雑穀料理を提供するレストラン経営、吉田由季子さん(伊那市) スローフードってどんな料理? 旅館やレストランで日常的に提供するにはどうしたらいい?
開会に先立ち、正午から会場内で木曽の特産品を販売します。開田高原アイスクリーム工房のアイスクリーム、みたけグルメ工房のおこわ、おにぎりなどの予定。このほか、シンポジウムの会場内で、4月まで本紙で連載した「御岳山」の写真を展示します。信毎の多目的広報車、なーのちゃん号も会場にお邪魔します。
参加無料ですが、聴講券が必要です。希望者は、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、希望の分科会を明記し、地域活動部「Waの会」係へ、はがき(〒380−8546 長野市南県町657)、ファクス(026・236・3193)、メール(e-chiiki@shinmai.co.jp)で。シンポジウムのみ、分科会のみの参加もできます。
問い合わせは、平日に同係(電話026・236・3110)へ。