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第17回信毎賞 3氏1団体に

 信濃毎日新聞社と信毎文化事業財団は4日、「信毎賞」表彰委員会を長野本社で開き、第17回信毎賞を3氏、1団体に贈ることを決めました。
 信濃毎日新聞創刊記念日に当たる7月5日、長野市のホテル国際21で贈呈式を行い、正賞のブロンズ像「耀{かがや}く」と副賞(100万円)を贈ります。
 信毎賞は創刊120周年を機に1994年に創設。文化、社会、教育、産業、スポーツなどの分野で著しい功績を挙げた県関係の個人、団体に贈ります。
 第17回の受賞者は次の通りです。(敬称略、順不同)

 日本電産サンキョー・スケート部

 バンクーバー冬季五輪スピードスケート男子500メートルで銀メダルの長島圭一郎選手、銅メダルの加藤条治選手ら、日本スケート界を代表する名選手を輩出している強豪チーム。本社所在地は諏訪郡下諏訪町。

 狩野 亮(24)

 障害者スキー選手。バンクーバー冬季パラリンピックのアルペン男子座位スーパー大回転で金メダルを獲得するなどし、障害者スポーツをけん引する。北海道出身。長野市在住。

 勝野 重美(80)

 上伊那郡辰野町のホタル研究家。1955年に赴任した同町の辰野高校でゲンジボタルの生態研究を開始。水質汚染などで激減したホタルの保護増殖に取り組み、復活に貢献した。

 熊井 英水(74)

 クロマグロの産卵からふ化、親魚に育てて産卵するまでの「完全養殖」に2002年、世界で初めて成功。世界的に漁獲規制が進む中で注目を集めた。近畿大教授。塩尻市出身。

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【写真説明】左から熊井英水さん、勝野重美さん、狩野亮さん

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