大学や専門学校などへの進学を目指す県内の高校生とその保護者を対象とした進学相談会（信濃毎日新聞社主催）は１日、松本市内のホテルで開き、約２４００人が参加した＝写真。
　県内外の大学、短大、専門学校計２１０校の担当者が会場で説明、ほかに約５０校が資料を並べた。高校生らは入試や学べる内容、取得できる資格や就職率などを熱心に質問。信大教育学部への進学を目指す松本県ケ丘高校３年の女子生徒（１７）は「入試や入学金、寮生活についても答えてもらい、目標としてより具体的になった」と話した。
　県内の私立大学担当者は「今年は奨学金制度や４年間でかかる学費などについて聞く高校生が多い。大学の支援制度のチラシなどを見せ、経済的な問題が起こっても安心して学べることをアピールしたい」と話していた。２日は午後３時から、長野市のビッグハットで開く。