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2010年5月19日〔技術局〕
信濃毎日新聞社がユニバーサルデザイン(UD)の考え方に基づいて開発した書体「UD新聞明朝」が、日本新聞協会の技術委員会賞を受賞しました。
受賞の理由は、「主要新聞社として初めてUDの考え方を明朝体基本文字に取り入れるため、読者モニター調査を実施、読者の視点に立って新聞用書体を開発したことは他社の参考になる」などです。
UD新聞明朝は、高齢社会に対応し、より多くの人が読みやすい文字を目指して、信毎と書体開発のイワタ(東京)が共同開発。昨年7月から紙面に使っています。信毎の読者モニター調査やテスト印刷を基に横線を太くした、くっきりした文字です。
信毎は、写真説明文やスポーツ面の記録などのゴシック体にも、UDに配慮した文字「UD新聞ゴシック」を5月上旬から使っています。