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小冊子「信州七つの国宝」 購読者に配布中

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 信濃毎日新聞販売店会は今年も、信毎の購読者への感謝の気持ちを込めた小冊子を作りました。「信州 七つの国宝」で、長野市の善光寺本堂など県内にあるすべての国宝を紹介しています。信毎販売店が3月上旬から、1冊ずつ配っています。
 小冊子はB5判32ページ。善光寺本堂のほか、仁科神明宮(大町市)、大法寺三重塔(小県郡青木村)、安楽寺八角三重塔(上田市)、松本城天守(松本市)、楽焼白片身変茶碗銘不二山(らくやきしろかたみがわりちゃわんめいふじさん)(諏訪市)、土偶「縄文のビーナス」(茅野市)を取り上げています。
 3姉妹の「国宝かしまし娘」が教授に質問する会話形式で、国宝の様子や指定された由来、歴史などを紹介しています。例えば、松本城天守の外壁が黒いのは、豊臣秀吉が築いた大坂城が黒で統一されているため、秀吉の重臣で松本藩主となった石川氏が「秀吉への忠誠心を表すために、城を黒くしたといわれている」と解説しています。
 国宝についての「一般知識」やクイズもあり、家族で楽しめる内容です。既に手にした読者から「国宝だと知って、見に行きたくなった」「孫たちが春休みに帰省したら連れて行きたい」といった手紙が届いています。問い合わせは、近くの信毎販売店へ。
【写真説明】長野県内にある国宝を特集した小冊子

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