<前の記事 | トップ | 次の記事>

「かたりの椅子」松本で3月 竹下景子さん主演

10021708.jpg

 劇作家で演出家の永井愛さんが主宰する劇団二兎社(にとしゃ)の公演「かたりの椅子(いす)」は3月21、22の両日、松本市深志のまつもと市民芸術館で行います。
 永井さんは、社会の中の疑問をコミカルに表現する劇を作っています。2005年に同芸術館で上演した「歌わせたい男たち」は、「君が代」をめぐる教師たちの葛藤(かっとう)をテーマにした喜劇。今回は「官僚主義」が題材です。永井さんは、「しゃくし定規で秘密主義、対話を避けて根回しを好む傾向は、組織の成長とともに育ってしまう困った病気。このようなシステムがなぜ生まれ、人の精神をどのようにゆがめるのか。笑いとともに考察できたら」と話しています。
 主演は竹下景子さんで、アートによって活性化を図ろうとする東京郊外の市から委託されるプロデューサーを演じます。何かと危惧(きぐ)する主催者とアートディレクターとの対立のはざまで、深みにはまり込んでいくという役です。ユーモアに満ちたせりふで、それぞれの立場の人間を描きます。
 公演は、21日が午後6時から、22日は午後2時から。いずれも入場料は全席指定で4500円、ペア券(2枚)は8000円です。
 21日終演後に、永井さんと竹下さん、安曇野ちひろ美術館の松本猛館長によるアフタートークがあります。問い合わせは、同芸術館(電話0263・33・3800)へ。
【写真説明】「かたりの椅子」で主役を演じる竹下景子さん

<前の記事 | トップ | 次の記事>

インフォ内検索

発信元


記事アーカイブ

信濃毎日新聞社