ウィーン放送交響楽団のコンサートを３月３日午後７時から、長野市若里の県民文化会館（ホクト文化ホール）で開きます。
　演奏するのは、すべてベートーベンの作品です。「エグモント」序曲に始まり、交響曲第６番「田園」と第５番「運命」を演奏します。指揮は、２００２年に音楽監督兼首席指揮者に就任したフランス出身のベルトラン・ド・ビリーさんです。就任以来、ザルツブルク音楽祭に毎年出演し、ウィーンで人気のある指揮者です。
　交響曲第５番と第６番が初演されたのは、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場です。同交響楽団は、初演から２００年を迎えた２００８年に同劇場で、当時と同じプログラムを再演しています。
　全席指定で、入場料はＳ席１万２０００円、Ａ席１万円、Ｂ席８０００円、Ｃ席６０００円、Ｄ席５０００円です。未就学児は入場できませんが、事前申し込み制の有料託児サービスがあります。また、公演当日に、チケット持参の人を対象としたリハーサル見学会を行います。希望者は、会場受付に午後５時４５分までに集まってください。
　問い合わせは、オフィス・マユ（電話０２６・２２６・１００１）へ。