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ショパン生誕200年リサイタル ツィメルマンさん長野で

 作曲家フレデリック・ショパンがポーランドで生まれて、2010年で200年になります。それを記念して同国生まれのピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンさんが5月21日、長野市若里の県民文化会館(ホクト文化ホール)で、ショパンが作った曲を演奏するピアノリサイタル「究極のショパン」を開きます。
 ツィメルマンさんは、1975年にショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)で史上最年少の18歳で優勝し、世界の音楽界に知られるようになりました。以後、バーンスタインさん、カラヤンさん、小沢征爾さん、ムーティさんといった指揮者とも共演し、注目されてきました。昨年5月の長野公演では、繊細で透明感のある演奏が、多くのファンを魅了しました。
 今回の演奏曲目は、ピアノソナタ第2番と同第3番を中心に構成します。革命の時代を生きた孤独な作曲家ショパンの内実が、どのように表出するか。ツィメルマンさんが演奏する曲に、特別な情熱を感じ取ることができるでしょう。
 開演は午後7時。入場料は、全席指定でS席8000円、A席6500円です。未就学児は入場できません。
 問い合わせは、オフィス・マユ(電話026・226・1001)へ。

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