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2009年12月16日〔事業局〕
劇団四季のミュージカル「アンデルセン」の公演は、19日に駒ケ根市上穂栄町の市文化会館、20日に長野市若里の県民文化会館(ホクト文化ホール)で開きます。「人魚姫」や「親指姫」「みにくいアヒルの子」などの童話を生み出したハンス・クリスチャン・アンデルセンの青春時代を描いた作品です。
1830年代のデンマーク。ハンスは、靴店を営む傍ら、物語を作っては子どもたちに語って聞かせていました。しかし、町の人たちは「子どもたちが、勉強に身が入らない」と、快く思っていませんでした。
このためハンスは、町を出て、首都コペンハーゲンに向かいました。ここで、プリマ・バレリーナのマダム・ドーロと知り合って一目ぼれ。彼女のトーシューズを作ることになり、熱い思いを伝えるために一編の童話を書き上げますが…。
舞台美術や振り付け、演出は劇団四季のオリジナル。劇中劇「人魚姫」でのバレエダンサーによる踊り、コペンハーゲンの場面の迫力あふれるジャズダンスなど、ミュージカルの新しい領域を切り開こうという試みがなされています。
両日とも午後6時半に開演。入場料は全席指定で、S席8000円、A席6000円、B席5000円、C席(県民文化会館のみ)3000円。3歳未満は入場できません。
問い合わせは、駒ケ根市文化会館(電話0265・83・1130)か、オフィス・マユ(電話026・226・1001)へ。