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2009年12月16日〔メディア局〕
長野県は、日本列島の中央に位置しており、東西文化の接点で、山々が地域を分けていることもあり、多くの方言が残っています。しかし、交通網の整備によって人々の交流が広がって、言葉の共通語化が急速に進み、それぞれの土地ならではの言葉は消えつつあります。
生活と密着して使われてきた方言は、文化であり、歴史を映しています。地域の言葉を後世に残すための「長野県方言辞典」(編集代表・馬瀬良雄信大名誉教授)を来年3月に刊行の予定です。編集におよそ7年をかけた愛蔵保存版です。
明治以降に県内で出版された方言資料のうち34点を再編。五十音順の見出しは約3万語で、県内で使われた方言をほとんど掲載しています。文献や例文、備考を載せているため、どの地域で、どのように使われていたかが分かります。今では話されない言葉も数多く登場。言葉の豊かさ、楽しさが味わえます。
このほか、県が1891(明治24)年に全郡役所から提出させた方言調査、同じ文章を30地点の方言で話した比較など、方言の移り変わりと現在の姿が分かる資料も収めました。
B5判、約800ページ、上製、箱入り、刊行記念特価1万5750円(税込み)。予約は、書店、信毎販売店へ。詳しい内容を紹介したリーフレットは、信毎出版部(電話026・236・3377、ファクス026・236・3096)に問い合わせてください。
【写真説明】長野県方言辞典のリーフレット