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2009年11月24日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は23日、読者参加の地域討論会「Wa(輪・話・和)の会」を北安曇郡池田町の町創造館で開いた。今回のテーマは「田舎暮らし、付き合い方は?」。県内に移り住んだ人や、移住者を受け入れた人など5人がパネリストとなり、地域で楽しく暮らすこつなどを語り合った。約100人が参加した。
全体討論会では、安曇野田舎暮らし相談所の遠藤一彦理事長(62)=池田町=が「移住希望者は不動産物件を探すのに夢中になる傾向があるが、(移住後の)ライフスタイルも含めてゆっくり考えて」と呼び掛けた。安曇野市区長会の河村佳次会長(74)は「田舎では人との交わりなしには生活できない。助け合いの姿勢が必要」と強調した。
企画コンサルタント会社を営む俳優の江原達怡(たつよし)さん(72)=安曇野市=は地域のお年寄りとの交流、フリーアナウンサーの小林節子さん(64)=諏訪郡原村=は両親の介護を考えて原村に移住した経緯を紹介した。信州ふるさとづくり応援団事務局長の宮崎崇徳さん(43)=安曇野市=は、安曇野の景観や文化を学ぶ取り組みについて語った。
後半の3分科会のうち、「地域とどう付き合う」の会場では「Iターンの人はいろんな力を持っている。それは地域の宝だ」との声があった。
信濃毎日新聞社の多目的広報車「なーのちゃん号」は、記念撮影した写真が入った新聞を会場で発行した。
【写真説明】「田舎暮らし、付き合い方は?」をテーマに討論した「Waの会」の参加者ら