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2009年10月21日〔事業局〕
まつもと市民芸術館(松本市深志)で11月10日に上演する、谷崎潤一郎原作の「細雪」。1966(昭和41)年の初演から上演回数が1200回を超えます。毎回、出演する女優たちの顔合わせと舞台の豪華さが話題を呼んでいます。
舞台は、昭和初期の大阪。格式ある旧家に育った4姉妹が、古き良き時代が過去になりつつあることを感じながら、それぞれの生き方を模索し始める…。
今回、4姉妹を演じるのは、高橋恵子さん、賀来千香子さん、檀れいさん、中越典子さん。美しい着物をまとった気品のある演技が期待されます。
長女を演じる高橋さんは「4姉妹を取り巻く人間ドラマ、日本の美、最後の桜のシーンがみどころ」と話します。次女役の賀来さんは「4姉妹の性格がそれぞれ違います。自分はどのタイプかしら?と考えながら、ご覧になるのも楽しいと思います」とコメントを寄せています。
公演は、午後1時からと6時からの2回。入場料(全席指定)はS席9500円、A席8000円、B席6500円、C席5000円。1時からのS席は残りわずかです。チケットは、まつもと市民芸術館、井上チケットぴあ、ながの東急百貨店、長野放送、平安堂あづみ野店、ローソンチケット(Lコード37393)、信濃毎日新聞ホームページの「イベント&チケット」コーナー(https://info.shinmai.co.jp/event/)で販売しています。
問い合わせは、信毎事業部(電話026・236・3399)へ。
【写真説明】「細雪」の舞台