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2009年10月18日〔販売局〕
信濃毎日新聞社と信毎販売店会は17日、小学生対象の「第10回県こども新聞コンクール」と、「第3回中学生新聞スクラップ作品コンクール」の表彰式を長野市の信毎本社で開いた。優秀賞に選ばれた小中学生や家族ら80人余が出席。身近なテーマに独自の着眼点で切り込んだ一人一人に表彰状が手渡された。
こども新聞には過去最多の9637点、スクラップ作品には345点の応募があり、それぞれ15点と10点が優秀賞に選ばれた。こども新聞を講評した県教委教学指導課の田畑卓朗指導主事は「世の中のいろいろな人、物、事とのつながりから見えてきたことを書き残し、自分の考えを持つことが大切」と指摘した。
4年前から応募し続けている下伊那郡松川町の松川北小6年の南林いずみさん(12)は「もう大変!! 鳥獣被害新聞」で優秀賞。「家の近くに猿が出るようになって興味を持った。最終学年で受賞できてよかった」と話していた。
こども新聞県コンクール出品作の135点は23〜28日に長野市のながの東急百貨店5階連絡通路などに展示。スクラップ作品の入賞作品は19〜24日、信毎長野本社1階で展示。以降、飯田支社(飯田市)、安曇野支局(安曇野市)などでも披露する。
【写真説明】表彰式で優秀賞作品の講評を聞く「こども新聞」と「中学生新聞スクラップ作品」のコンクール受賞者たち