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信毎の携帯サイトで高校野球速報 秋の北信越県大会

 信濃毎日新聞社は3日から始まる秋季北信越高校野球県大会の試合を、携帯電話向けホームページの有料コース「信毎プレミアム」(月額税込み315円、NTTドコモ、auのみ)で速報します。得点経過をイニングごとに伝えるほか長打記録などもお伝えします。
 速報は、信毎プレミアム以外の有料コース(NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル)と、信毎ホームページ(http://www.shinmai.co.jp/baseball/)でも掲載します。
 信毎プレミアムなどの申し込みは、携帯電話で信毎のホームページ(http://www3.shinmai.co.jp/k/)に接続し、メニューに従って手続きしてください。一部の機種を除いて、2次元バーコード(QRコード)からも接続できます。問い合わせは信濃毎日新聞社ネット事業部(電話026・236・3067、メールwebinfo@shinmai.co.jp)へ。
<実力伯仲、混戦に>
 第121回秋季北信越高校野球県大会(信濃毎日新聞社協賛)は3日から4日間、上田県営、長野県営、小諸南城の3球場で行う。地区代表16校が、上位3校に与えられる北信越大会(17〜20日・石川県)出場権を目指す。
 中信で松本第一が初優勝し、南信は飯田風越、北信は長野がそれぞれ24季ぶり、12季ぶりに優勝するなど地区予選から実力伯仲の展開。夏の戦いを経験した主力選手が残る長野日大、長野、松本第一が優勝争いの中心になりそうだが、追う各校との力の差は小さい。
 優勝争いを占う意味でも注目したいのは、有力校が集まった佐久長聖(東信1位)ブロック。どこが最激戦ブロックを勝ち上がるかで代表決定戦(準決勝)以降の結果にも影響を与えそうだ。
 長野日大は、北信予選の期間中にインフルエンザ感染者が出て十分に練習できていない点が気掛かり。夏の甲子園を経験した加藤や新村を中心に力のある選手がそろうものの、新チームの始動が遅かったため実戦経験が乏しい。持っている実力をどこまで発揮できるかが焦点となる。
 佐久長聖はエース高野に安定感がある。球速はさほどないが縦のスライダーに切れがある。打線は長打力に乏しく、つながりが鍵になりそうだ。松商学園は例年よりも攻撃力が落ちる分、平間、松下の投手陣を中心に守り勝ちたい。
 長野は1982年春以来55季ぶりの優勝を狙う。夏の経験者が半数を占め、西沢、羽入田の投打の軸がしっかりしている点が強み。打者の手元で伸びる直球を主体に投球を組み立てる右腕西沢が、連投になっても本来の力を発揮できるか。
 松本第一にも初優勝のチャンスがある。福沢、山田の両左腕は失点が計算できる。打線は夏に比べ小粒になったが、つながりを意識した打線と走塁で得点力は高い。ここにきて急速に力をつけたチームの真価を問われる大会になる。
 飯田風越は、エース梅村を打線が援護できるかが上位進出の鍵。投手陣が充実している上田西も上位をうかがう。攻守にまとまりがあるチーム同士の松代−丸子修学館は好カード。都市大塩尻、諏訪清陵、下諏訪向陽はエースの出来次第だろう。

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