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5日に第5回信毎祭り 初の「絶版本セール」

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 信濃毎日新聞社は5日午後1時から3時まで、長野市南県町の長野本社で第5回信毎祭りを行います。本社1階エントランスホールで、初の「絶版本セール」を開催。前庭には、軽食や飲み物の屋台が並びます。
 ホールでは、新聞づくり教室を開催。今年は信毎のキャラクター「なーのちゃん」と一緒に撮った写真を組み込んだ記念新聞を作ります。社内見学会も開きます。
 屋台では、焼きそばやソーセージ、ビールやジュース類を無料で提供。子どもたちが楽しめるゲームコーナー、なーのちゃんグッズが当たるクイズ大会、フラメンコ愛好グループの公演もあります。
 駐車場がないため、公共交通機関をご利用ください。信毎祭りは、本社新社屋の完成をきっかけに2005年から開催。昨年は約1300人が訪れました。問い合わせは、総務部(電話026・236・3033)へ。
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 5日の信毎祭りで、「絶版本セール」を行います。信濃毎日新聞社が出版し、現在は入手が難しい本を安価で提供する初の企画です。
 絶版本は、印刷した部数をほぼ売り切ったり、刊行から長い年数がたったりし、書店などへの流通を止めた本。通常は図書館や古書店などで閲覧、入手するしかありません。今回は、出版部の倉庫や棚にあった絶版本を整理し、お分けすることにしました。
 販売するのは約140タイトル、1500冊余。初版が30年以上前の本から、2〜3年前に絶版になった本まで、幅広くあります。
 人気の紙面連載だった「南アルプス」「北アルプス(上・下)」といった山岳関係の写真集や読み物、植物や鳥の図鑑、滝や花めぐりなどのガイドブックがおすすめ。石井柏亭画集や小林一茶を題材にした版画、佐久間象山の書などの美術書も10タイトルほど用意します。これらは刊行当時、2〜4万円台で販売した、いわゆる「豪華本」です。
 販売価格は、出版時の価格の1割程度の予定。長年の保管や書店からの返品で、カバーや本体に傷・汚れが付いている場合もありますが、興味を持っている人や本を探している人には、またとない機会です。
 絶版本について、祭り以降は電話や電子メールで問い合わせに応じます。祭りでは新刊本・既刊本コーナーもあります。問い合わせは、出版部(電話026・236・3377、メールshuppanbu@shinmai.co.jp)へ。
【写真説明】信毎祭りで販売する絶版本

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