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2009年8月14日〔編集局〕
ご愛読いただいています山川健一さんの朝刊小説「ここがロドスだ、ここで跳べ!」は31日で完結し、新たに9月1日から堺屋太一{さかいやたいち}さんの「三人の二代目」が始まります。
世は激動の戦国時代。先代から大領を引き継いだ3人の2代目――毛利輝元、上杉景勝、宇喜多秀家――は領土を広げ、家臣を増やし、天下の枢機にあずかる地位にまで昇る。にもかかわらず、天下分け目の「関ケ原」ではいずれも負け組に…。2代目武将の栄光と苦悩を描き、現代への生き方のヒントを示唆する新しい戦国物語です。
元経済企画庁長官で作家の堺屋さんは、「団塊の世代」の命名者として知られ、「峠の群像」「知価革命」など多数の著書があります。
挿絵は、洋画家の大津英敏{おおつえいびん}さん。安井賞、損保ジャパン東郷青児美術館大賞などを受賞し、07年日本芸術院賞を受賞、日本芸術院会員となっています。
◆作者の言葉 「三人の二代目」は、二十年来、抱き続けて来た課題だ。今日の日本は「二代目花盛り」ともいわれるが、二代目には二代目故の苦しみと難しさがある。そのことを戦国の二代目、毛利輝元、上杉景勝、宇喜多秀家の三人の生涯を通じて描きたい。天下の大老にまでなった三人、そして関ケ原では負け組にならざるを得なかった三人である。
【写真上】堺屋太一さん(左) 大津英敏さん