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政党や戦争を風刺 松本で「信州ウソくらぶ」大会

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 信濃毎日新聞建設標「やまびこ」欄の投稿者らでつくる「信州ウソくらぶ」は5日、39周年記念大会を松本市内で開いた。県内外から20人が参加し、世の中を短文で風刺する「コント」の腕を競い合った。
 事前に出された宿題は「着」、会場で出された席題は「連」。宿題では携帯電話の「着信」や、「終着」「決着」といった言葉を使い、衆院選に向け、麻生太郎内閣や民主党の鳩山由紀夫代表を皮肉る作品が目立った。席題では「連帯責任」や「三連続」といった言葉で、首相を経験した安倍晋三氏と福田康夫氏、それに続く麻生首相の責任を問う作品があった。
 参加者の投票で宿題1位、総合でも1位を獲得したペンネーム「HB」こと金子重秀さん(58)=岐阜市=は「北朝鮮の問題もあり、戦争という万一の事態が起きては困る」。席題1位の「やせうま」こと田原秋義さん(66)=静岡県熱海市=は「自民も民主も同じ体質。国民の政党離れが進んでいる」と作品への思いを話した。

▽宿題「着」
着メロ
軍歌になったら困る
 −平和国民
 (岐阜市・HB)

▽席題「連」
大連立
献金疑惑
 −自民党
 −民主党
 (静岡県・やせうま)

【写真説明】参加者の投票で「コント」の採点が行われた「信州ウソくらぶ」の39周年記念大会

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