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2009年7月 1日〔メディア局〕
戦国時代が脚光を浴びています。武田信玄と上杉謙信が戦った川中島(長野市)は、高い知名度を誇っています。しかし、川中島の戦いとは何だったのか。信玄と謙信の一騎打ちだけが注目され、テレビドラマや伝承の世界では有名ですが、史実は分からないことが多いそうです。
その隠された真実に迫ったのが「川中島の戦いと北信濃」(長野市民新聞編・定価1680円)です。県立歴史館や長野市立博物館などの学芸員6人が、川中島の戦いの断面をつづっています。戦いに対して、川中島をはじめ、北信濃の民衆はどのように対処したのでしょうか。農民は、女性は…と、いろいろな角度から迫ります。
さらに、現在でも須坂市や長野市松代町などに残っている地名や、須田、仙仁、東条、平林、島津氏といった信濃武士のルーツも紹介しています。NHK大河ドラマで話題の直江兼続を支えたのも、実はこうした信濃侍でした。
川中島合戦に関連した本はこのほか、父と子の会話形式で大塔合戦(1400年)までさかのぼって歴史を分かりやすく語る「川中島合戦は二つあった」(笹本正治著・1470円)、信玄の軍師・山本勘助ゆかりの場所を案内するビジュアルな「信濃路の風林火山」(信毎編・1260円)があります。歴史小説として、勘助を父に持つ女性忍者が暗躍する「戦国歩き巫女(みこ)」(宗方翔著・1785円)があります。お求めは書店、信毎販売店へ。
【写真説明】川中島の戦いに関連した本