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2009年6月29日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は28日、「何が足りない? 子育て支援」をテーマに、読者参加の地域討論会「Waの会」を上田市の上田勤労者福祉センターで開いた。「子育て環境研究所」代表の杉山千佳さん(44)=東京都=の講演、杉山さんと県内在住の40代の男女3人によるトークライブや分科会での討論があり、子育て中の母親ら市内外の計約50人が参加。子育ての難しさや必要な支援などを語り合った。
杉山さんは、自身の子育てや仕事の経験を基に「子育てに正しい方法や答えはないからつらい」と述べた。周りの支援も得て苦労を乗り越えた人が、支援する側になれれば、地域にプラスの循環が生まれる−とし、自分に必要な支援、自分にできる支援が何かなど、声を上げて伝えることが大切と指摘した。
トークライブは、いずれも子育て中の沢路春代さん=上田市、下倉亮一さん=長野市、亀井智泉さん=安曇野市=が加わり、子育て支援の在り方などを考えた。続いて「必要なのはお金ですか?」「出産・育児の不安なことは?」「働きながら子育てするには?」をテーマにした3分科会で意見交換した。
3歳と9カ月の2人の子がいる上田市の主婦角南千夏さん(37)は「大変なのはうちだけじゃないと分かった。話し合って、良くできることがあると思う」と話していた。
【写真説明】「何が足りない? 子育て支援」をテーマに上田市で開いた「Waの会」