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2009年6月 3日〔メディア局〕
深刻な不況で節約志向が強まる中、「おうちごはん」「いえのみ(家飲み)」を応援する料理関連本が、数多く出版されています。そんなときだけに、旬の安い食材を、工夫して、家族を「あっ」と言わせる料理に変身させられたらいいですね。
本書は、上田市と長野市で和食レストランを経営する島喜和さんによる和食レシピ集です。日本料理と呼ばれるかしこまった食事でも、はやりの創作料理でもなく、素材の持ち味を生かし、家庭料理の本質を見据えた、おうち和食の勧めです。
例えば茶わん蒸し。淡泊な魚肉、鶏肉やギンナン、シイタケ、ミツバといった具をそろえなくても、卵と旬の野菜が一品あれば、季節感たっぷりの茶わん蒸しが楽しめます。「なめこ粒ソバ」「粒ソバリゾット」など、ソバの実を巧みに使った「粒ソバ」レシピは、ソバ本来の味わいを楽しめるメニューです。
家庭でも簡単にできる「隠れ技」も披露します。うま味を閉じ込めて、煮崩れしない煮魚料理や、余分な油を吸収させない揚げ物、刺し身をプロのように盛り付ける方法など、目からうろこが落ちるような技を、イラスト入りで分かりやすく載せています。
本書は、2007年に刊行した「フレンチで味わう信州12か月」に続く、「信州を食べるシリーズ」の第2弾です。
B5判、96ページ、オールカラー、定価1575円(税込み)。お求めは書店、信毎販売店へ。