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2009年4月12日〔編集局〕
信濃毎日新聞社は11日、毎週木曜日の本紙「信州楽学(らくがく)」面に掲載中の「フォト×俳句」コーナーで選者を務める写真家中谷吉隆さんと俳人坊城俊樹さんの対談を北安曇郡松川村の安曇野ちひろ美術館で開いた。川柳作家やすみりえさんが進行役を務め、写真と俳句を組み合わせた新しい文芸「フォト×俳句」の魅力をにぎやかに語り合った。
対談で中谷さんは「それぞれ一つの独立した表現方法である写真と俳句の響き合いが、ぼくをとりこにしている」と強調。1枚の写真と数種類の俳句をスクリーンに映し出し、「最終的に一つを選ぶのが楽しみであり、苦しみでもある」と語った。
坊城さんは「ずっと文学の世界にいたので写真は下手。その悔しさがばねになって、フォト×俳句をやっている」と会場の笑いを誘いながら、「どうすればすてきな作品ができるか」「写真撮影が先か俳句が先か」といったテーマにコメントした。
やすみさんも、自宅近くの寺で撮影した写真と、恋を取り上げた俳句を披露した。
会場には同コーナーの投稿者ら約80人が訪れ、対談用に募集した「フォト×俳句」作品の講評なども楽しんだ。
同美術館で開催中の「フォト×俳句」展は5月12日まで。
【写真説明】写真家・中谷吉隆さんと俳人・坊城俊樹さんの対談には多くの人が集まった