将棋の第１６回全国シニア名人戦と第３４回小学生名人戦の県大会（日本将棋連盟県支部連合会、信濃毎日新聞社主催）は２９日、長野市の南石堂町会公民館で開き、シニアは伊那市の中村忠雄さん（６５）、小学生は千曲市戸倉小４年の中沢良輔君が、ともに初優勝した。
　シニア、小学生いずれも県内４地区の予選を勝ち抜いた各８人が出場。２組に分かれて総当たりで戦い、１位同士が決勝戦、２位同士が３位決定戦を行った。中村さんは４月に山形県天童市で開く東地区大会、中沢君は同月に東京で開く東日本大会に出場する。
　ほかの上位者は次の通り（敬称略）。
　【シニア】▽準優勝　酒井昭二（南箕輪村）▽３位　大須賀欽一（安曇野市）【小学生】▽準優勝　山本渚生（松本市開智小５年）▽３位　清沢匠（同市島立小５年）
【写真説明】真剣な表情で将棋盤に向き合う全国シニア名人戦と小学生名人戦の参加者たち