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信大と本社が寄付講座で連携 ネット経由で他大へも

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 信大全学教育機構(松本市)と信濃毎日新聞社(長野市)は25日、信大で来年度新たに開講する同社の寄付講座「新聞と私たちの社会」について、連携する覚書に調印した。全14回の授業に信毎が講師を派遣。全学教育機構は、信大など県内8大学が加盟し学生の基礎教育に共同で取り組む「高等教育コンソーシアム信州」の他の大学向けに、インターネット経由で授業の映像を提供する。
 授業は、10月に始まる後期の毎週金曜日に開講予定で、全学教育機構の柳瀬昇講師が担当。単位互換協定によって信大生以外の受講生にも単位認定する。市民開放講座にすることも検討する。
 授業は新聞を通して社会への関心を高め、社会事象を考察するための基礎的な能力を身に付ける目的。「新聞の特徴と社会的役割」「新聞に見る文章術」など、毎回異なるテーマを設定。課外活動として、信毎長野本社の見学会などもある。
 この日、信毎長野本社で行った締結式で、矢部正之・全学教育機構長と猪股征一・信濃毎日新聞社代表取締役専務が覚書を取り交わした。矢部機構長は「コンソーシアム加盟大の学生にも多く受講してほしい」と期待していた。
【写真説明】覚書に調印し交換する矢部全学教育機構長(左)と猪股専務

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