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2009年1月28日〔メディア局〕
公園や山野で見つけた花や実から、樹木名や特性が分かれば自然観察の楽しみは倍増します。本書は、花や果実の色、形、葉の組み合わせから種名が調べられる独創的な樹木図鑑です。検索表を使って目の前の木と写真と照合し、解説編に進むと樹形や樹皮、樹高、類似種との見分け方が分かります。
詳しく解説した586種に加え、写真と文中で紹介する365種の計951種が登場。写真だけの園芸品種も158種あり、計1109種、写真約4500枚を掲載しています。植物の科から探すときは目次から、名前が分かっていれば50音順索引から―と、さまざまな検索ができます。
馬場多久男・元信大農学部助教授の長年の野外調査と研究から生まれた10年がかりの労作です。中には数年に1度しか花が咲かず、1枚を撮るのに何年もかかった貴重な写真もあります。
ロングセラーの「冬芽でわかる落葉樹」「葉でわかる樹木」に続く第3弾で、読者から要望が強かった樹形写真も数多く収録しました。四季を通じて身近な樹木が識別でき、自然観察や森林・造園関係者に必携の3部作となりました。
A5判、416ページ。オールカラー、定価3675円。お求めは書店、信毎販売店へ。