◇新着情報
- [1/ 6]15年春採用の社員を募集 4月2日締め切り
- [1/ 4]「第21回信毎賞」推薦3月末まで受け付け
- [12/27]写真コンクール入賞作品決まる
- [12/21]AC長野、優勝の軌跡 記念グラフ21日発売
- [12/19]信大で合同就職説明会 東海地区の12社参加
- [12/10]新卒者向け就職説明会 長野の会場に大学生ら200人
- [12/ 4]課題写真コンクール15日締め切り テーマは「行楽」
- [12/ 1]サンクトペテルブルグ室内合奏団 長野で18日演奏会
2008年10月 7日〔編集局〕
木曜日の信濃毎日新聞朝刊の「信州楽学(らくがく)」に連載中の「フォト×俳句」選者作品展が24日まで、安曇野市豊科の信濃毎日新聞安曇野支局ギャラリーで開かれている。選者を務める写真家の中谷吉隆さん(71)と俳人の坊城俊樹さん(51)=ともに東京=が写真と俳句を組み合わせた作品16点を展示している。
中谷さんの作品の一つは、おぼろ月に照らされて咲く桜の写真に「卆寿の母 ちょこ三杯の 春の宵」と母親を思う俳句を合わせた。つるからぶらさがる細長いヒョウタンの写真に「小さくて 線香花火の 下にゐる」と添えた坊城さんの作品もある。
いずれも自然や街角の風景写真に対し、ただの写真説明ではなく、見る人の想像をかき立てる俳句を詠んだ。中谷さんは「写真と俳句はそれぞれ独立した表現物だが、響き合うことで別の世界が出来上がる」と説明している。
午前9時から午後5時。土日曜日、祝日は休み。無料。
信濃毎日新聞社は11月1日、松本市中央1の市時計博物館内の本町ホールで2人が「フォト×俳句」を指導する初めての講座を開く。受講者を募集中。問い合わせは地域活動部(電話026・236・3110)へ。
【写真説明】16点が並んだ「フォト×俳句」選者作品展=安曇野市豊科の信濃毎日新聞安曇野支局ギャラリー