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2008年9月 4日〔技術局〕
日本新聞協会は3日、2008年度新聞協会賞の経営・業務部門に、信濃毎日新聞社の「緊急時紙面制作システム」を選んだと発表した。低コストによるバックアップシステムの構築が評価された。
緊急時紙面制作システムは、災害や障害で新聞制作システムがトラブルに見舞われた場合に備えて開発。本番系システムを更新する際などのテスト用に使っている別のシステム(検証系システム)を活用し、新聞を制作できるようにした。
授賞理由によると、性能面で多くの制約がある検証系システムを最小限のコストでバックアップシステムとして構築し、緊急時の紙面制作を実現するなど経営面に寄与した。検証系システムに着目した発想は独自性があり、メーカーの障害対策にも一石を投じた−とも評価された。
本社が経営・業務部門で新聞協会賞を受賞するのは、02年度のインターネット技術を活用した事務系システム「全社員入力による事務系改革 ウエブ連携のトータルシステム」以来で、協会加盟社最多の5回目。他の部門を含めると、昨年度のキャンペーン「民(たみ)が立つ」(編集部門)に続き10回(11件)目となった。
新聞協会賞は通信、放送を含む新聞界全体の信頼性を高める活動を促す目的で、優れたスクープやキャンペーンなどを表彰するため1957年に設けられた。
本年度は編集、経営・業務、技術の3部門に計94件の応募があった。経営・業務部門の応募は6件だった。本社以外では、3件が編集部門で受賞。技術部門の受賞はなかった。
10月15日に札幌市で開く第61回新聞大会の席上、授賞式を行う。